2014年11月3日月曜日

「不可能と思われた就職を勝ち取る」2



こんにちは、道ちゃんです。

今日は、文化の日ですね!皆さんどのようにお過ごしですか?

レジャーに行かれましたか?それともお仕事ですか?

いづれにしても3連休も終わり、明日からいつもの暮らしが始まりますね。

それでは、「不可能と思われた就職を勝ち取った」Yさんのお話の続きです。

会場に行ってまわりを見わたした私は「アーこりゃまずい!」と心の中で叫んだの

そこにはYさんを含めて6名の応募者が集まっていました。

ライバルの皆さんとても素晴らしい方ばかりなのです。圧倒されてしまいます。

中には、ご自分一人で車を運転して来られた方もいますし、とにかく聞こえてくる

会話の内容がとてもしっかりしていて頼もしく見えるのです

中でもYさんと同年齢に思われる女性は、笑顔がとてもステキでハキハキとした話し

方に感心するばかりです。

Yさんは、と見るとすっかり緊張していて顔がこわばっています。私が軽い冗談を飛

ばして気持ちを和らげようとしますが、効き目はありません。

そんな状況の中で、説明会が始まりました。人事課長より、採用までの流れが説明

「今回の採用人数は1名です。本日は、面接のみを行います。面接に合格された方

改めて一週間の体験実習をしていただきます。次に3か月間のトライアル雇用とな

そして、すべて合格された方が採用となります。そのため本日の面接で不合格の方

は、残念ながら体験実習には進めませんので、ご了承ください」

説明会が終了し、いよいよ面接が開始されました。面接は、となりの部屋で、一人

づつ行われます。時間は一人当たり30分、Yさんは3番目ですが、待つ時間がとても

はたして、Yさんは上手く乗り越えてくれるか ?練習通りしっかり受け答えできる

不安は広がります。ときおり、面接室から笑い声が聞こえます。先ほどの若い女

話が盛り上がっているのが手に取るようにわかります。

若い女性の面接が終了しいよいよYさんが呼ばれました。Yさんの背中を押すよう

私も入室します。会社の面接担当者は3名で窓際に陣取っています。

始めに、人事課長より、「Yさん、それでは自己紹介してください」との発言が!

そら来た、予定通り! Yさんは声を上ずりながらも練習通り答えます。

次に、志望動機、休日の過ごし方等、想定内の質問で、何とか答えることができまし

しかし、次の質問が来たときです、Yさんはしどろもどろになってしまいました。

いわゆるパニックです。頭の中は真っ白のようです。

「まずい!頼む、答えてくれ!」私は祈るような気持ちでYさんを見つめます。

はたして、Yさんパニックにした質問の内容は?

それは次回にお話しすることにいたします。それては、「ごきげんよう」!

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