「一歩先を見る会社とは?」

こんにちは、道ちゃんです。

お元気ですか?

一般に企業30年説といわれることがあります。企業にも寿命があり

何も手を打たないでいると30年程で会社も衰退していくというものです。

ところで、タバコを吸わない人の数は減ってきていますが、ヒルガオでは

メンバーさんスタッフとも喫煙者は一向に減る気配がありません。

そのタバコを販売する会社は、JT(日本たばこ産業株式会社)です。

JTといえばタバコの会社と思いがちですが、今は大手の製薬メーカー

でもあり、冷凍食品の会社でもあります。

以前、マイルドセブンというタバコ銘柄がありました、現在はメビウスという

名前に変わっています。

皆さん、このメビウスの名前の由来をご存知でしょうか?

英語では「MEVIUS」と書きます。

これは、最初のMと最後のSはマイルドセブンのM・SでEVは「エボリューション」

で進化を意味します。Iは私、Uは、あなたのYOUを意味しています。

なぜメビウスに変わったかというと日本の市場は売上額が頭打ちとなりヨーロッパや

ロシアなどの海外に販路を広げようとしましたがマイルドセブンでは、あたかも

健康に優しいような誤解を与えてしまい使用できないことになったそうです。

そこで、ブランド名を変えて販売したようです。

その結果、海外はもとより日本でもマイルドセブン時代より順調に売り上げを伸ばしてい

ます。

JTの最大の危機は2002年当時です。今のままでは8年後には赤字になると予測され

大胆な合理化が実施されました。

その結果、リスクを回避できたのですが、企業や組織は、大小を問わず常に

「エボリューション・進化」を進めなくてはなりません。

ただし、そこには犠牲になる社員が多くいます。だからこそ思いやりや優しがなくては

なりません。

それでは、また次週。